十勝沖地震からちょうど二〇年前にも同様の事故が起きている。一九八三年五月二十六日、秋田県能代市西方沖八〇キロメートル、深さ一四キロメートルの地点を震源とするマグニチュード七・七の日本海中部地震が発生した。この地震では大津波が発生し、一〇一名が犠牲になるという大惨事となった。そして、このときも強い長周期地震波が発生し、秋田市の火力発電所内の浮き屋根式タンクで火災を引き起こした。同時に、およそ三〇〇キ
日本海中部地震では秋田市、新潟市で長周期地震動が発... の続きを読む
居住用家屋が「災害」で減失したために、その家の敷地であった土地を売る場合は、土地だけ売るのであっても、とくに特例の適用が認められています。この「災害」には火事のほか、地震、風水害、落雷、噴火その他自然現象の異変による災害から、火薬類やガスの爆発など人間による災害まで、すべての災害が含まれます。ただし、このような災害跡地も、災害によって家屋が減失した日から三年を経過した年の一二月三一日までに売らなけ
特例の適用を受けるためには、確定申告が絶対に必要... の続きを読む
どんなに立派な店舗ビルを建築しても、オープンの日に間に合わなければ、施工者の建設会社はもちろん、お店の信用も丸つぶれである。会社は、材料費や経費の支払いに支払手形というものを発行する。この金額は何月何日、現金にしますという約束手形である。ところが、数日違いで、工事代金の入金が遅れ、その支払手形を落とすのにお金が足りなくなるといった場合、それは「入るつもりのお金が遅れたので、ちょっと待ってください」
ビジネスとは、期限のある仕事のことだ... の続きを読む
事例を使って説明します。まず、平坦部分と急傾斜部分に分けます。検討地は、急傾斜部分10?、平坦部分90?でした。つぎに平坦部分のみでベースとなる価格を考えます。平坦部分の面積に近隣相場の単価をかけます。90?×20万円/?=1800万円。そして、隣地から高いことによるメリットなどについて、それぞれいくら余分に払ってもいいかを考えます。価格に換算すると合計150万円になりました。ベースとなる価格18
平坦と急傾斜のある土地の査定法の例... の続きを読む
公共性の高い工事、たとえば国や地方公共団体の発注物、鉄道、道路、下水、電気、ガス、学校、図書館など、多数の公衆が利用する施設は、専任の主任技術者または監理技術者でなければならない。要するに、発注された工事が技術上問題なく、立派に仕上がるように、技術面の責任者を定めておくのが、この法の趣旨である。もちろん、建設会社としても、単に法で定められているからということでなしに、自分の責任を全うするために必要
公共性の高い工事に求められるもの... の続きを読む
アパートやコンドミニアム(日本でいうと分譲鉄筋コンクリートマンションと称するやつ)に限らず一戸建て住宅など、部屋という部屋が命にかかわるほど汚染されているのだ。この汚染度は生半可なものではない。外気、あのスモグいっぱいの外気よりも六倍から十倍も危ない化学物質が漂っているのである。ディーゼルガスもんもんの環七交差点、そのど真ん中にベッドを持ち出し、寝起きする何倍も危ない。「それなら大丈夫。うちには空
部屋という部屋が命にかかわるほど汚染されている... の続きを読む
国際経済関係で赤字国が黒字国にクレームをつける、という慣行はここ十数年のことで歴史上初めてのことであろう。ただ、その裏には、政治、歴史、外交、社会観などの問題が複雑にからんでいる。戦後の日米関係を単なる経済的追いつき、追いこせの観点で捉えるのがわが国では長い間有力だったが、最近は安全保障政策も視野に捉えたうえで、結果としての各種不均衡の危険を指摘し、マージャンの論理で説く向きもある。その際、わが建
建設市場の開放... の続きを読む
建設会社の従業員数は、大手五社に熊谷組を加えた六社でみると、熊谷組の八九七四人から鹿島建設の一万三〇〇二人まで、ほぼ一万人前後に並ぶ。準大手三社の場合は、五〇〇〇人前後である。平均年齢は三八〜四〇歳、平均勤続年数が一四〜一七年で、会社規模による差は少ない。女性の割合が一〇%を超えるのは大成、戸田建設、大林組、竹中工務店で、残る五社は一〇%未満。典型的な男性優位企業である。技術優位産業であるため、各
営業、技術強化の組織改革... の続きを読む
トイレ、台所、浴室、洗面所の排水がすべて単独のタテ管で排水されるのがベストだ。タテ管3系統でも取り換えやすい施工ならいちおう合格だ。2系統でも許されてはいるが、3系統以上あった方がいい。排水管はどこかで繋かっていて、万が一、―系統しかなかったら、トイレや浴室で同時に多量の排水をした場合、トラブルが起きることがある。スムーズに排水できず逆流する危険があるのだ。2系統の場合には、タテ管に繋がるヨコ引き
排水管の瑕疵... の続きを読む
株式投資などで収益をあげるためには、常にリスクと向き合うことになります。収益をあげようとするなら、このリスクからは逃れることはできません。一方、不動産投資は一定期間後にはリスクをほとんど冒すことなく収益をあげることが可能となります。さらに不動産からのインカムゲインによって、常に資産が自己増殖していくシステムを作ることができれば、不労所得のみで生活する道が拓けることになります。しかし、そのためには一
リスクを回避し、メリットの大きな物件に投資する... の続きを読む
公簿売買だから、実測値と違うのはしょうがない?Mさんの場合、どうしても納得がいかなかったようで、私のところに相談に来られました。でも、私も「公簿売買の場合、実測値と差異があるのはしょうがないんですよ」というしかなかったんですけどね。契約書も見せてもらいましたが、問題なかったですし。しかたないんで、私のところで公簿売買に関する説明をしました。「公簿売買」つていうのは、実際に測量した面積ではなく、「登
面積の誤差は当たり前!「固定型」の文字にご用心... の続きを読む
制度が必要とされるほどに、現状では十分な説明がなされていない面があるといってもいいのかもしれない。このため、大手各社ではそうした点のいっそうの充実がライバル企業との差別化要因になると判断、ローンのラインナップの充実や、営業担当者のローン知識の拡充、レベルアップに本格的に取り組みはじめている。たとえば、マンション分譲最大手の幹部は「お客さまの指向も、これまでの低金利指向から固定金利型の安定指向へ、明
分譲マンション販売時に大きな力を発揮... の続きを読む
昨今のマンションには、ほとんど高架水槽はつけられていません。どうしてでしょうか。高架水槽は、停電になってもポンプで汲み上げた分の水だけは使えますし、水を高架水槽へ汲み上げるポンプが頻ぱんに回らなくてもよいというメリットがあります。しかし、デメリットもたくさんあるのです。まず高架水槽はどうしても不衛生になりがちです。一時、新聞や雑誌などでも取り上げられましたが、いくらしっかり蓋をしても、隙間から虫や
直結方式なら水質は安心... の続きを読む
不動産の定義って何でしょうか?普通、文字の通りに受け止めれば自力で動かせないモノを想像することが多いので、土地や建物を想像することが多いと思います。資産形成に不動産投資をなんて考えている人は、投資信託に土地活用やビルの経営を組み込んで少しでも高い利回りを獲得するためのモノとしてとらえる人もいることでしょう。投資対象としての定義は土地・建物としてではなく、資産運用の一つと捉えることが多いようです。定
不動産の定義は難しい... の続きを読む
マンションや戸建を購入しようと考えているとき、生活情報に関することも重要な要素になります。駅から何分、幼稚園や学校が近くにある、スーパーがある、などなど、日常生活に必要なものが近いほど、人気の物件にもなります。不動産情報の中に、〇年にスーパーOPEN予定、〇年に小学校開校予定、という話が載っていることがあります。でも、この情報、あくまでも予定、です。景気や人口の動向によって、予定をしていたものが延
不動産情報の予定は未定である... の続きを読む
ハンズオン型とハンズオフ型のM&Aのポイントを説明します。ハンズオン型活用のポイントハンズオン型の場合は、資金の他に経営資源を積極的に必要とする段階、別の言い方をすれば、会社として未成熟な段階、であるほど有効と言えます。たとえば、MBOや分社化などにより戦略的に設立した会社が株式公開を目指すケースです。また、既存の事業体制を戦略的に方向転換したい場合や、多額の初期投資を必要とする事業などにも有効と
ハンズオン型とハンズオフ型のM&Aのポイントについ... の続きを読む
なぜ不思議な会話が交わされるのか。考えられるのは、会社のトップの方から事情は抜きでまず仕事をとってしまえという命令が出ているからだ。仕事をとらないことには会社は動かない。まず仕事をとってから採算は後で考えようというわけである。そのことが結果として正しかったかどうかというのは時間がたたなければわからない。工事というのは一年や二年はかかるために、そのときが来なければ誰にもわからないのだ。つまり、いまは
仕事がないよりはマシ... の続きを読む
業績の好不調によってローン返済の条件が変わるのは、自営業者でも同様です。収入に関して、自分自身の置かれた現在の状況が将来も続いていくはずと考える人がいます。なかには、将来の収入増を見込んで計画を立てる人すらいます。いずれも認識が甘いと言わざるをえません。高度成長期とはまったく異なるこれからの時代は、これまで以上に社会、経済の構造的な変化が予想されます。自分の現在がそのまま保証されることはありません
返済計画は予定通りいかないという覚悟が必要... の続きを読む
工事・利益を出すためには、次のように行なうようにします。(1)利益の出る工事を受注する、ということだけではなしに、工事利益を出すという仕事の仕方をする、ということ。(2)設計士の図面は絶対的に尊重する、という考え方は捨てる。これで良いのかと疑う。(3)建て主の要望をできる限り、正確に把握する。(4)独断で事を進めない。建て主、設計士、会社の上司の各々と、施工図を基に同意を取っていく。(5)自社の利
発注交渉をする前に決まる利益捻出法... の続きを読む
時は流れ、ようやく貯金ができる状態になった私。強制積立をして着々とその預金額を増やそうとはしていたが、いまいち自分の預け方には自信が持てなかった。そのときの預け方は、毎月プラチナ積立に1万円、銀行の自動引き落としに1万円、一般財形に2万円、住宅財形に1万円。残りのお金は短期公社債投信やニュー定期に預けていた。これで目標の家が本当に買えるのだろうか?心配であった。そこで、投資の本を読み、住宅1本で考
貯金ができる状態になった... の続きを読む
木材の健康を損なう原因は腐朽菌と深い関わりがある。山登りに行った時、湿ったところに倒れている木材を裏返すと木が柔らかくなり手でも簡単にむしり取ることができる。あのように木をボロボロにしてしまうのが腐朽菌だ。腐朽菌によりシロアリやシバンムシが増殖する環境がつくられる。従って何より木材は濡らさないことが大切である。日本の木造住宅は、基本的に夏の高温多湿を基準に考えて設計してある。だから風通しを良くする
木材の健康を損なう腐朽菌... の続きを読む
火災保険の加入時にもう一つ忘れてはいけないのは、「価額協定保険特約」を付帯することです。火災時の保険金額は融資額以上で、建物の評価額を限度に決めることになっています。この際、建物の評価額の算出方法には、「時価額」と「再調達価額」の2種類があります。時価額による算出とは、現在、同等のマンションや家財を購入するのに必要な金額から、経過年数や仕様による消耗ぶんを差し引いて金額を出すものです。簡単にいえば
安心を買うなら価額協定保険特約を付帯... の続きを読む
最近、友人が中古一戸建てを購入しました。それも、築40年という、かなり年季の入った物件です。どうしてそんな古い家を購入したのかと不思議に思いました。だって、本当に内装も外装もボロボロで、すぐに入居することが出来ません。入居するには最低限、屋根や水回りを修繕しなければなりません。この中古一戸建ては大型で、部屋数が7つ、リビングが広く20畳位あります。車庫も十分広く、車が3台置けます。友人はその広さを
中古一戸建てを購入して土地を所有する... の続きを読む
賃貸アパートとマンションでは、同じ賃貸でも少し違います。しかし、違うのはわかるのですが、一体何が違うのでしょう。アパートは建物が木造や鉄骨造などでコンクリートよりもかなり強度が落ちます。そのためたいていは2階建ての物件が多くなっています。これ以上の高層にすることが難しいからです。もちろんエレベーターもありませんし、もしかすると管理人もいないという全く野放しなタイプが多いです。そして、どちらかという
賃貸アパートはマンションと違う... の続きを読む
襖(ふすま)とは日本独自の呼び名である日本の中古住宅のパーツに良くあるものです。元を多度得れば天皇家の御殿に採用された引き戸であり、「臥す間」から襖になったとされています。平安時代後期になるとすでに襖が一般的な住宅の引き戸となりいろいろな場所で利用されている記述があります。また大部屋が多かったため襖はブラインドや仕切りの役目も持っていました。時代が進むと城郭の一部の襖に金箔を張り、さらには絵を描い
中古住宅のパーツ「襖」... の続きを読む
私たちは、数年前結婚後住む家を探していました。当初地元にこだわっており、神戸市の南東部を中心に分譲マンションを探していました。その頃マンションが多数建設中でしたが、その中で、当時住んでいた賃貸マンションの近くに47階建ての高層マンションができました。駅から1分、1階は複合施設、スーパーも近くにある、とてもよい(高価な)マンションでした。しかし1度は見てみたいということで、モデルルームに半ばひやかし
神戸の高層マンションに住みたい!... の続きを読む
家を探すとき、最初に考えることは、「どこに住むか」。つまり、立地だ。多くの人は、現在住んでいる沿線から離れたくないと思う。慣れ親しんだ電車の沿線で、今よりも上り方面の、できれば終点駅(首都圏の場合、都心)に近く、しかも駅に近い場所。これが、最初に考える「理想的な立地」だ。ところが、誰でも住みたくなるような場所の土地は高い。土地が高ければ、そこに建設されるマンションも建売住宅も高くなる。もし、誰もが
良い立地、悪い立地立地条件は、ここで見分けよ!... の続きを読む
住宅ローンを決定する際に気をつけていただきたいのが、収入と建物、土地の金額だけで住宅ローンを決めないことです。まずは、家計の収入、支出、預金、すべてを把握して将来においても、そうした家計を予測しなければいけません。35年ローンを組むのであれば、35年先までの将来設計をしなければいけません。そうした適切なアドバイスができる専門家に、相談しなければいけないと思います。また、現在の家計のやりくりの良しあ
将来設計を見通した上で適切な助言のできる専門家を見... の続きを読む
建物は劣化して最後にはなくなるが、土地はなくならない。どんなに優れた工業製品でも製品には寿命があります。土地は基本的に劣化しません。農地などで何年も繰り返し同じ作物を育てていると、だんだん作物が育たなくなるのでしばらく休ませる必要があると聞きますが、それは土地が劣化しているというよりも、土地の持つ価値の一部が実現できなくなっているだけなのです。数年もすると、地力が回復して同じ作物が収穫できるように
土地は、なくならない... の続きを読む
相続財産が不動産のとき、相続人の間で財産を分ける方法としては、次の三つがあります。(1)共有にしておく(2)換価分割する(3)代償分割する。共有は各相続人の共有名義にしておく方法です。換価分割とは不動産を売却し、現金で相続人に分ける方法です。代償分割は、相続人の一人がその不動産を相続し、ほかの相続人には自分の持っているほかの財産を与える方法です。将来値上がりしそうな不動産であれば、売却して現金で分
不動産の相続、共有・換価分割・代償分割いずれがトク... の続きを読む
わが国が本格的に経済成長を進める過程で、国は一つの政策を決定している。この政策は、1963年(昭和38年)7月公布の『不動産の鑑定評価に関する法律』として姿をあらわす。不動産鑑定士という国家資格の登場である。これは地価の著しい高騰に対処するため、地価のコントロールを国が主導しようとするものだった。実は、住宅政策、産業政策を強力に推し進める中で、大都市の地価は、このころまで大きく乱高下していたのであ
地価を国のコントロール下に置かなくては... の続きを読む
今後、不動産業界を取り巻く環境が好転し、回復に向かうには、少なくとも1年か2年は要するだろう。その間、不動産業界の外側にいる人たちも、業界との付き合い方には十分な注意が必要になってくる。安易に関係を持つと、手痛いしっぺ返しを食らう可能性があるからだ。たとえば、どんなことが起こり得るのか。まず、ビジネス上、不動産関係の企業と取引があるケースでは、十分なリサーチを行っていないと、取引代金を支払ってもら
不動産業界との付き合い方... の続きを読む
二一世紀に入ってからは、閉鎖される数が新規開店数を上回っている。大手の外食チェーンでも業絲の厳しさが続いていて、数多くの店舗を閉鎖して、効率化を図っている。最近では、所得の低下、生活意識の変化、生活スタイルの見直しなどで、外食の機会を減らす人が多く、飲食店の経営にも逆風が続いている。今後についても、昔の姿に戻ることは期待しにくい社会に移ってきている。ここでもまた、雇用の場が減少していくことは避けら
所有している不動産の売却が増える可能性も... の続きを読む
通常、住宅ローンの返済が遅れると、当初1、2か月は電話などによる督促程度で済むが、延滞が止まらないまま数か月経過すると、金融機関は保証会社に債権を譲渡することになる。金融機関は保証会社から残っているローン残高相当額の代位弁済を受けることができるが、ローン利用者にとっては、交渉相手が保証会社に移ることを意味する。金融機関より当然取り立ては厳しくなり、マイホームを売却してローン残高を返済するように求め
マイホームの投げ売りが相場引き下げ要因に... の続きを読む
建て替えでは、当然のことながら、古い住宅を取りこわすので、建て替え工事中はどこか他の場所に仮住まいを求めて住むことが必要になってくる。あるいはまた、その仮住まいに家財道具のすべてを保管するのは不可能なことが多いので、工事期間中の家財保管の方法も考えておかなければならない。まず、仮住まいの方法であるが、工事現場にできるだけ近いところに、貸し家かアパートを求めることが必要。建て替えなどのために、短期居
仮住まいの費用は家賃月額の七〜八カ月分を見込んで... の続きを読む
住宅は資産ではなく、負債にとって代わったのだ。今後、住宅を取得する若い世代は慎重になるだろう。実際に少子化の影響もあり、また住宅に縛られない、個人のライフスタイルを重視する若い世代は、賃貸派も増えてきているのも事実だ。しかし、一方では独立した子供部屋を持たせたい、または個を生かす自分たちに合った家を持ちたいと願う人たちも多い。家を資産ではなく、家族がいきいきと生活する上での必要なものととらえるから
家族が快活に暮らすための住宅... の続きを読む