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節電.go.jp〈政府の節電ポータルサイト〉

直結方式なら水質は安心

2011.10.21

昨今のマンションには、ほとんど高架水槽はつけられていません。どうしてでしょうか。高架水槽は、停電になってもポンプで汲み上げた分の水だけは使えますし、水を高架水槽へ汲み上げるポンプが頻ぱんに回らなくてもよいというメリットがあります。しかし、デメリットもたくさんあるのです。まず高架水槽はどうしても不衛生になりがちです。一時、新聞や雑誌などでも取り上げられましたが、いくらしっかり蓋をしても、隙間から虫やゴミ、ひどい時にはネズミが入ってしまうこともありました。

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また高架水槽は重力の法則を利用して、水の落下の力で給湯器を着火させたり、シャワーの圧力にもなっていました。しかし、この給水管にコレステロール(スラック)が溜ると管径が細くなり、下りてくる水量も少なくなります、そうして圧力が弱まると、どうしても給湯器の着火の具合いも悪くなります。ですから近年のマンションは、ほとんどI階または地階の受水槽から出た水を圧送ポンプで各戸に圧力給水し、各戸で減圧弁により適正な水圧を確保しています。これでも、やはり受水槽の蓋のスキ間から虫やホコリなどが侵入して水を汚しているので、受水槽も決して清潔であるとはいえません。管理会社の方で殺菌などをして何とか飲める水となっているのが現状です。東京都では、平成7年11月1日より、マンションでも受水槽やポンプを経由せずに、水道本管と各住戸の給水管を直結してよいとの見解が出されました。しかし実際に採用できるのは、まだ小規模なマンションです。ちなみに、水道引込管の内径が50ミリの場合(マンションでは最大)、一戸当りの家族数を4人と仮定すると33戸までのマンションであれば、都の水道管と直結できます。これであれば東京都の供給する水とまったく同じ質の水が各家庭に送られるわけです。今後は、もっと大きなマンションでも実現できるように行政側の努力を待ちましょう。