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住まいの周辺での微生物による被害

2011.12.09

わたしたちは日常生活の中で、微生物によってどんな危害を受けているのでしょうか。わたしたちを取り巻く環境、とくに住まい周辺での微生物被害の中で、発生頻度からみて、もっとも重視しなければならないのはカビによる被害でしょう。近年、建築物の気密性の向上、石油やガスを利用した高性能の暖房器具の普及、あるいは生活様式の変化といったさまざまな理由により、住まいの周辺でのカビの被害が増加しています。風呂場、洗面所などの水回り、押入れの中、居間や寝室の壁面や天井、衣類・日用品・食品などに発生したカビは、それらを汚し、劣化させるばかりでなく、空中に飛び散ってアレルギー症や真菌症の原因としてわたしたちの健康をも脅かしています。

[参考]
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病源菌の場合はどうでしょうか。病源菌の感染経路はさまざまで、例えばジフテリア、しょうこう熱、インフルエンザや結核といった呼吸系疾患の場合、病源体はくしゃみやせきの際に秒速三〇から五〇メートルという台風なみの風速によって唾液やタンといっしょに霧状になって周辺に飛び散ります。そして、しばらくは生存し、空中を漂います。ほかの人がこれを吸いこむことによって伝染するわけです。下痢症の場合、患者のふん便中に病原菌が多量に排せつされますが、これが人の手指、水、食物などを介してほかの人に伝染します。